カンヌのレッドカーペットにストリッパー




第63回カンヌ国際映画祭は、コンペティション部門に出品されたマチュー・アマルリック監督(仏)の『Tournee』が上映され、レッドカーペットに米国人ストリッパーたちが巨乳を揺らしながら登場しました。脱色したブロンドヘア、長い付けまつげ――。ハリウッドの大物たちに混じって登場した彼女たちは、この映画に出演した本物のストリッパーたち。これには、みんなびっくりですよね。

この映画は、売れないダンサーたちの挑戦を描く「女性の物語」で、映画の主人公は、体型は下り坂だが心はピカピカの売れないストリップダンサーたち。フランスのうらぶれた海岸の街を巡回する日々だが、花の都パリで公演する夢を捨てきれず、1940年代のキャバレーに着想を得た「ニューバーレスク」を編み出すといったものです。

ちなみに、ニューバーレスクとは、奇抜なダンスあり、風刺劇あり、ショーに携わる女性たちに関することなら何でもあり、といったものだそうです。男性優位で性に関する強迫観念にとりつかれているように見えるショービジネス産業に対抗するショーだそうです。

なんだか、面白そうな映画ですよね。R指定だったら、小さい子には、見せられないけれど、面白そうだなとおもいました。




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